蜂蜜与四叶草第六集台词

蜂蜜与四叶草第六集台词

山田:ね、真山、お願い、お手をむいて。

真山:怖がらなくてもいいんだよ。簡単に噛だりするような生き物だったら、

こんなふうに野菜を直接やれるしすてもなってやしないよ。にしても、ほんとでかいなあ。恐竜とかってこんなだったのかな。

山田:またクール振ってるくせに子供みたいなこと。

真山:うん?なんだよ?

山田:なんでもない。

竹本:しっかし、不安になるぐらい誰もいませんね。ていうか、ひょっとして

今日かっしきり?

真山:こんなんでやっていけるんだろうか?野菜代とか。

山田:ちょっと真山。

真山:ほんとは暖かい国の動物なのに、こんな寒いところに連れてこられて、

キリンよんが日本に数頭いるけど、仲間にあるわけでも、生涯誰とも口をきくことになく、ここで死ぬまで一人ぼっち。

山田:やあ!キリンさんはなんでこんなところにつれてこられてなんだかたの

よ。

竹本:それはきっときりんが見られない国の子供たちにもキリンをみせて。。。 山田:じゃ、なんで誰も見に来てないの?

森田:おまえくろう、子供代表。

はく:真山、おって!

竹本:瞬きもしないその横顔を見て、彼女の目と頭、鼻とか耳まで全部使って、

スケッチをしているのに気がついた。彼女はこのキリンと風景をまるもと飲み込んで、東京に戻って、カンパスに吐き出すのだろう?消化できても、できなくても。

はく:ふ。。。

竹本:終わった?

はく:え?

竹本:あっあ、いや(丸呑み完了だな)、人参あげてみる?

はく:うん!

竹本:はい。もっ森田さん、お腹壊しますよ。久ちゃんしっかり。ちょっと待

ってて、新しいの買ってくるから。

山田:ごめん、ほんと

真山:いや、また一段ときりゃあじょうが増したっつが、俺は心配だよ。会社

に入っても上司や同僚に気安くいっぱつをお見舞いするのはやめてくれよ。

山田:しっしないわよ!ていうか、今のところ受けた会社全部落ちってるし。 真山:そか。俺も今結果を待ちだからさ。

山田:ね、真山。。。

真山:悪い、ちょっと、コーヒーサンキューな。

山田:逃げた。

修:(逃げてきたか)よ!座れば。で、なんだい?昨日からずっと何か言いた

そうな顔をしてる。

真山:一緒に仕事した、ほかの事務所の人に聞いたんです。理花さん、事故の

あと、しばらくの間一緒に暮らしてた人がいったって、先生ですよね。 修:ははは、そういうふうに言えば、いろっぽいけどなあ。たぶん俺は見合っ

てたんだ。理花がやつのあと追わないように。

真山:旦那さんの?

修:ああ。俺は大してうまくもないくすに絵が好きで、田舎から飛び出してき

たがきだった。じしんないふすに、プライドばっか高くて、どこにいっても、居場所がなくて、意地になってカンパスにしがみついていた。

修:うまい!

原田:くか?パン。

修:原田は不思議な男だった。ひょうひょうと笑ってても、一緒にいると全部

見つかされたような気にさせられる。なのに、まったく不快じゃなかった。それから、二人でバイトして、ぼろぼろだけど、庭付きなアパートに移って。

原田:花本、見て見て、尾長と目白。 修司、見て見て。 修!見て見て。

修:そして三年の終わりごろ。

修:ただいま!

原田:あ!修、見て見て。

修:は?

原田:やっと懐いた。

修:えっ江上さん?

修:理花は北海道からきた恐ろしく絵のうまい女の子で、その取っ付きの悪さ

と顔の美しさで、学内では雪の女王とか呼ばれて、男子の注目の的だった。

原田:この子も半分勘当組みだってさ。バイトで相当疲れているみたいよなあ。

見ろよ、このくび、痩せてしまってがりがりだ。

修:ちょうどよかった、今日は鍋なんだ、3にんで食おうぜ。

原田:おお、それいいな。

理花:おいしい

原田:だろう、修の料理が最高だろう?さ、ふえ!

修:原田、ゆっくり食わせてやれよ。

修:今思えば、俺も理花も原田に拾われたようなものだったのかもしれない。

あの猫や犬たちの同じように。それから、原田と理花が結婚を決めて、独立して、二人で今のあの事務所に引越すまで、俺たちはそのアパートで3人で暮した。まるで当たり前みたいにいつも一緒で、ばがみたいに楽しくて。真山、理花の体を見たことがあるか?

(何か倒れた音が出す)

真山:理花さん?

理花:真山、君。

真山:すみません、勝手に入りました。

修:ひどい事故だったんだ。後続のトラックの運転手が引っ張り出してくれな

かったら、理花も一緒に燃えてた。手掛けた店のオーポンニングパーティーの後で、二人ともかなり疲れていた。運転していたのは理花だった。あの晩帰らずに朝までいれば、雪が降り出す前に帰っていれば、車を置いてタクシーを使ってれば、あの道を通らなければ、そして、取り返しのつかない「若しも」に追い詰められるように、理花は不自由なからだで、原田の残した仕事に伸びり込んでいた。俺は理花のそばから離れられなかった。あの事務所から仕事に通い、夜は仕事を手伝った。理花まで失うんじゃないかと不安だった。そんなのがたいられなかった。

真山:なのになぜ離れたんです?

修:理花が俺のことも遠ざけようとし始めた。俺にとっても、理花にとっても、

原田の存在は大きすぎた。二人でいると、どうしても3人でいったごろのことを思い出していまい。そのうち俺までは、原田のあと追わせてっやったのが理花のためなんじゃないかなんて思い始めた。そう思ったら、もう一緒にはいられなかった。一度離れて冷静になって、態勢を立て直さなけ

ればと思った。

真山:それで、俺を?なぜ、俺だったんですか?

修:ははは。俺と知っている中では、お前が一番他人のひびな部分に深入りし

ないで、うまく立ち回れるタイプに見えたからさ。

真山:ひどい言われようだなあ。

修:ははは、まったくだ。それがまさかこうなるだわな。

はく:修ちゃん、観覧車ならーん。

修:そうだ、理花が新しいバイト紹介しろうって言ってたぞ。

真山:はや、俺のはんめいの内定まだですよ。

修:理花はお前なら、絶対に受かるって。

真山:先生、理花さんのこと。。。

修:うまい言葉がないんだよ。原田も理花も恋人とも友達とも違った、たっだ

大事だったんだ。同じ部屋で、同じものを食べて、同じ空気を吸って、もう自分の体の一部みたいに持っていた。

修:余計なことを言うよ、真山じゃんだめなのか?

理花:だめだわ、彼が私を好きなことに甘えて、いいように使ってしまうもの。 修:甘えればいい、使えばいいじゃないか。

理花:突き放して、傷付けて、なのに、そのままそばに置き続けて、こんなの

真ともな人間の関係じゃない。傷つく顔に救われてたなんて、だから、ここを出ていくって決めてくれたこと、嬉しかった。

真山:提出期限まであと4日。

山田:はい、お茶。

真山:おぜったいおれ。

修:だから、早くからやっとくって言っただろう。

山田:はい、はくちゃん、竹本とも

はく:ありがとう。

森田:山田、お前なぜそんなに落ち着きだろう。。。

はく:は、はくの蒸しパン。

山田:だっても、出しちゃったもん、卒製。

修:あ、そうそう、山田さん、すごいの作ったんだぜ。

真山:すごいの?

山田:ええ、恥ずかしいなあ。

山田:よし!いきます!

皆さん:おお~いくか!

庄田:はっ白鳥!

皆さん:山田!山田!山田!。。。

庄田:でんっ伝説のおお酒器

修:庄田先生興奮して血圧が上がったって言ってたぞ。

山田:やーだもう、ほんのちょっと大きい方だけです。

森田:でも、就職が決まるなかったんだよね。

竹本:森田さん!!

真山:速かったなあ、いまのは。

修:じょっ女子は今厳しいかなってあるだろう。山田、研究生で残すだろう。 山田:ほんとは父に就職はしないで、兄と酒屋を継げと言われてたんですけれ

ども、やっぱり女でじゃ酒屋は無理かなあなんて。あと2年研究生として作品を作りながらいろいろ資格を取って再チャレンジします。

修:そうか、頑張れ、資格のこととかなら、相談に乗るぞ

山田:はい

修:さあ、ほかのやつもいっていった。あと4日だぞ。真山も就職試験を受か

っても、卒業できなかったら、しゃるになんないぞ。

真山:ういす。

はく:よーし、はくちゃんもやるぞ。

森田:おれも!おれも!

丹下:かかに居ったか、ほらこい!遊んでる暇がないぞ。

森田:おおだ!

丹下:早く卒制をしやげる、早くわし(私)を引退させる。このままではわしの

命が先に尽きるわ。

森田:痛いよ、おおだ!

丹下:うるさい

修:頑張るよ、森田。

竹本:どこいくか?

はく:丸栄ベーカリーで揚げパンとコロッケパン。

森田:あ、馨だ。

馨:忍、持って歩けと言ってるだろう。

森田:あ、俺のピッチ。

馨:何のために俺のかわなぴと連動させたと思ってんだ。

森田:え、なに?

馨:忍、お金、好き?

森田:うん、大好き。

はく:ああ、死んでる。

修:お疲れさま、お茶飲む?

真山:ああ、すみません、コーヒーください。

(電話が鳴く)

真山:はい、真山です。あ!あ、はい。高井戸さん、お久しぶりです。は?本

当ですか?え?あしたから?もちろんです。頑張ります。よし!受かった。藤原設計事務所。

修:藤原設計事務所。やったじゃないか。

男1:すごいじゃん。でもなんで直接電話くるの?就職科じゃなくて。

真山:いや、俺もバイトのときここの人たちとよく頑張って、一緒になって手

伝ったりしてたからさ。やあ、でもすーげ嬉しい。

修:なるほど。そうか、もう半分入団テストをされてたわけね。1年半のあい

だ。

山田:真山、受かったんだ。

真山:おっおかげさまで。

山田:よかった。

丹下:森田!

修:丹下先生、どうしたんですか?

丹下:いないじゃ、あの阿呆だりがいないじゃ。卒製締め切りまであと30分

しかないのに。

真山:だって、9割はできやがったっていったんじゃないかですか。 丹下:そのあと一割を残して、とこかに消えっおった。

修:そう言や、ここ2、3日見かけなかった。

真山:じっ自分像?しかも、なぜ猛ちょ?

修:教授、もういいじゃないですか?受けてちょういましょう。

丹下:しかし、ほれかけなんじゃいよ。

修:じゃ、タイトルは「半人前」、ぴったりじゃないですか。

はく:修ちゃん、しっかり。

丹下:しっしかし、わしの命のこのうちは未完成のものを取り入れるという。。。 森田:お金が好き!!は!おおちゃ、いったい誰おおちゃを。。

皆さん:お前だよ!

修:じゃ、卒製提出さんと進級かた提出、おめでとう。

皆さん:乾杯!

修:結局、いつもの面子でいなくなるのは真山だけってことか。

山田:あんなやつでもいなくなると、ちょっと寂しいですね。は、はくもって

も、ちょっとですけどね。

修:いったい痛し。

森田:いや、あいつはいなくなれやしないさ。

真山:ちょうす。

森田:だって、仲間外れは嫌いなんだもん。

修:じゃ、新食べて。

皆さん:乾杯!

真山:で、やっぱりこうなると。

修:そうだ、真山、理花に探すの頼まれてた新しいバイトだけどさ。お前、男

がいいと思う?女がいいと思う?

真山:あ、えーと、そうですね。力仕事があるから男のほうが。。あ、でも、

あの部屋に知らんがたと理花さんが一緒に。。あ、でも、女のほうが理花さんかえって気を遣ってだめか。じゃ、やっぱ男、あ、でも。。。 修:なんでね。すま、嘘だった。「アートクラフト」って会社知ってるか? 真山:浅井さんの?あ、はい、何回か一緒に仕事を。。

修:しばらくの間、そこのプロジェクトに参加して、共同産業になるから、バ

イトはいらんことになったらしい。

真山:よし、あの浅井さんがついてれば心配なし。さあさあ、皆起きて、家に

帰って寝よう。

修:(理花、なんでお前が真山をお手放せずにいったのか、なんとなく分かる

よ。)じゃ、真山、俺先に下りるから、かぎかけて出ておくれな。

真山:は?あのう、先生、山田は?

修:お前は送っていけ。で、もうそんなふうに酔わんですむようにしてあれ。

真山:ほら、山田、ちゃんと摑まって、落ちるってば。

山田:はーい。

真山:山田、締めすぎ締めすぎ。な、山田、なんで俺なんか好きになちまった

んだよ。俺はお前が可愛いんだ。だから、いつかお前に好きって言われ

たら、ちゃんと断らなきゃって思ってた。でも、断ったら、お前はとっかいちまうんだって思って、お前見てると、自分見てるみたいで痛かった。ああ、理花さんから見た俺って、こんなのかなあと思って、格好悪いとかさ、しつこいとかさ、もういいんだそんなこと。かっこつけても、何も変わらなかった。俺は格好悪いままだし、彼女のこと諦めらんなかった。あ、山田、お前よだれだれしたら。

山田:真山、好き!好き。。。。。

蜂蜜与四叶草第六集台词

山田:ね、真山、お願い、お手をむいて。

真山:怖がらなくてもいいんだよ。簡単に噛だりするような生き物だったら、

こんなふうに野菜を直接やれるしすてもなってやしないよ。にしても、ほんとでかいなあ。恐竜とかってこんなだったのかな。

山田:またクール振ってるくせに子供みたいなこと。

真山:うん?なんだよ?

山田:なんでもない。

竹本:しっかし、不安になるぐらい誰もいませんね。ていうか、ひょっとして

今日かっしきり?

真山:こんなんでやっていけるんだろうか?野菜代とか。

山田:ちょっと真山。

真山:ほんとは暖かい国の動物なのに、こんな寒いところに連れてこられて、

キリンよんが日本に数頭いるけど、仲間にあるわけでも、生涯誰とも口をきくことになく、ここで死ぬまで一人ぼっち。

山田:やあ!キリンさんはなんでこんなところにつれてこられてなんだかたの

よ。

竹本:それはきっときりんが見られない国の子供たちにもキリンをみせて。。。 山田:じゃ、なんで誰も見に来てないの?

森田:おまえくろう、子供代表。

はく:真山、おって!

竹本:瞬きもしないその横顔を見て、彼女の目と頭、鼻とか耳まで全部使って、

スケッチをしているのに気がついた。彼女はこのキリンと風景をまるもと飲み込んで、東京に戻って、カンパスに吐き出すのだろう?消化できても、できなくても。

はく:ふ。。。

竹本:終わった?

はく:え?

竹本:あっあ、いや(丸呑み完了だな)、人参あげてみる?

はく:うん!

竹本:はい。もっ森田さん、お腹壊しますよ。久ちゃんしっかり。ちょっと待

ってて、新しいの買ってくるから。

山田:ごめん、ほんと

真山:いや、また一段ときりゃあじょうが増したっつが、俺は心配だよ。会社

に入っても上司や同僚に気安くいっぱつをお見舞いするのはやめてくれよ。

山田:しっしないわよ!ていうか、今のところ受けた会社全部落ちってるし。 真山:そか。俺も今結果を待ちだからさ。

山田:ね、真山。。。

真山:悪い、ちょっと、コーヒーサンキューな。

山田:逃げた。

修:(逃げてきたか)よ!座れば。で、なんだい?昨日からずっと何か言いた

そうな顔をしてる。

真山:一緒に仕事した、ほかの事務所の人に聞いたんです。理花さん、事故の

あと、しばらくの間一緒に暮らしてた人がいったって、先生ですよね。 修:ははは、そういうふうに言えば、いろっぽいけどなあ。たぶん俺は見合っ

てたんだ。理花がやつのあと追わないように。

真山:旦那さんの?

修:ああ。俺は大してうまくもないくすに絵が好きで、田舎から飛び出してき

たがきだった。じしんないふすに、プライドばっか高くて、どこにいっても、居場所がなくて、意地になってカンパスにしがみついていた。

修:うまい!

原田:くか?パン。

修:原田は不思議な男だった。ひょうひょうと笑ってても、一緒にいると全部

見つかされたような気にさせられる。なのに、まったく不快じゃなかった。それから、二人でバイトして、ぼろぼろだけど、庭付きなアパートに移って。

原田:花本、見て見て、尾長と目白。 修司、見て見て。 修!見て見て。

修:そして三年の終わりごろ。

修:ただいま!

原田:あ!修、見て見て。

修:は?

原田:やっと懐いた。

修:えっ江上さん?

修:理花は北海道からきた恐ろしく絵のうまい女の子で、その取っ付きの悪さ

と顔の美しさで、学内では雪の女王とか呼ばれて、男子の注目の的だった。

原田:この子も半分勘当組みだってさ。バイトで相当疲れているみたいよなあ。

見ろよ、このくび、痩せてしまってがりがりだ。

修:ちょうどよかった、今日は鍋なんだ、3にんで食おうぜ。

原田:おお、それいいな。

理花:おいしい

原田:だろう、修の料理が最高だろう?さ、ふえ!

修:原田、ゆっくり食わせてやれよ。

修:今思えば、俺も理花も原田に拾われたようなものだったのかもしれない。

あの猫や犬たちの同じように。それから、原田と理花が結婚を決めて、独立して、二人で今のあの事務所に引越すまで、俺たちはそのアパートで3人で暮した。まるで当たり前みたいにいつも一緒で、ばがみたいに楽しくて。真山、理花の体を見たことがあるか?

(何か倒れた音が出す)

真山:理花さん?

理花:真山、君。

真山:すみません、勝手に入りました。

修:ひどい事故だったんだ。後続のトラックの運転手が引っ張り出してくれな

かったら、理花も一緒に燃えてた。手掛けた店のオーポンニングパーティーの後で、二人ともかなり疲れていた。運転していたのは理花だった。あの晩帰らずに朝までいれば、雪が降り出す前に帰っていれば、車を置いてタクシーを使ってれば、あの道を通らなければ、そして、取り返しのつかない「若しも」に追い詰められるように、理花は不自由なからだで、原田の残した仕事に伸びり込んでいた。俺は理花のそばから離れられなかった。あの事務所から仕事に通い、夜は仕事を手伝った。理花まで失うんじゃないかと不安だった。そんなのがたいられなかった。

真山:なのになぜ離れたんです?

修:理花が俺のことも遠ざけようとし始めた。俺にとっても、理花にとっても、

原田の存在は大きすぎた。二人でいると、どうしても3人でいったごろのことを思い出していまい。そのうち俺までは、原田のあと追わせてっやったのが理花のためなんじゃないかなんて思い始めた。そう思ったら、もう一緒にはいられなかった。一度離れて冷静になって、態勢を立て直さなけ

ればと思った。

真山:それで、俺を?なぜ、俺だったんですか?

修:ははは。俺と知っている中では、お前が一番他人のひびな部分に深入りし

ないで、うまく立ち回れるタイプに見えたからさ。

真山:ひどい言われようだなあ。

修:ははは、まったくだ。それがまさかこうなるだわな。

はく:修ちゃん、観覧車ならーん。

修:そうだ、理花が新しいバイト紹介しろうって言ってたぞ。

真山:はや、俺のはんめいの内定まだですよ。

修:理花はお前なら、絶対に受かるって。

真山:先生、理花さんのこと。。。

修:うまい言葉がないんだよ。原田も理花も恋人とも友達とも違った、たっだ

大事だったんだ。同じ部屋で、同じものを食べて、同じ空気を吸って、もう自分の体の一部みたいに持っていた。

修:余計なことを言うよ、真山じゃんだめなのか?

理花:だめだわ、彼が私を好きなことに甘えて、いいように使ってしまうもの。 修:甘えればいい、使えばいいじゃないか。

理花:突き放して、傷付けて、なのに、そのままそばに置き続けて、こんなの

真ともな人間の関係じゃない。傷つく顔に救われてたなんて、だから、ここを出ていくって決めてくれたこと、嬉しかった。

真山:提出期限まであと4日。

山田:はい、お茶。

真山:おぜったいおれ。

修:だから、早くからやっとくって言っただろう。

山田:はい、はくちゃん、竹本とも

はく:ありがとう。

森田:山田、お前なぜそんなに落ち着きだろう。。。

はく:は、はくの蒸しパン。

山田:だっても、出しちゃったもん、卒製。

修:あ、そうそう、山田さん、すごいの作ったんだぜ。

真山:すごいの?

山田:ええ、恥ずかしいなあ。

山田:よし!いきます!

皆さん:おお~いくか!

庄田:はっ白鳥!

皆さん:山田!山田!山田!。。。

庄田:でんっ伝説のおお酒器

修:庄田先生興奮して血圧が上がったって言ってたぞ。

山田:やーだもう、ほんのちょっと大きい方だけです。

森田:でも、就職が決まるなかったんだよね。

竹本:森田さん!!

真山:速かったなあ、いまのは。

修:じょっ女子は今厳しいかなってあるだろう。山田、研究生で残すだろう。 山田:ほんとは父に就職はしないで、兄と酒屋を継げと言われてたんですけれ

ども、やっぱり女でじゃ酒屋は無理かなあなんて。あと2年研究生として作品を作りながらいろいろ資格を取って再チャレンジします。

修:そうか、頑張れ、資格のこととかなら、相談に乗るぞ

山田:はい

修:さあ、ほかのやつもいっていった。あと4日だぞ。真山も就職試験を受か

っても、卒業できなかったら、しゃるになんないぞ。

真山:ういす。

はく:よーし、はくちゃんもやるぞ。

森田:おれも!おれも!

丹下:かかに居ったか、ほらこい!遊んでる暇がないぞ。

森田:おおだ!

丹下:早く卒制をしやげる、早くわし(私)を引退させる。このままではわしの

命が先に尽きるわ。

森田:痛いよ、おおだ!

丹下:うるさい

修:頑張るよ、森田。

竹本:どこいくか?

はく:丸栄ベーカリーで揚げパンとコロッケパン。

森田:あ、馨だ。

馨:忍、持って歩けと言ってるだろう。

森田:あ、俺のピッチ。

馨:何のために俺のかわなぴと連動させたと思ってんだ。

森田:え、なに?

馨:忍、お金、好き?

森田:うん、大好き。

はく:ああ、死んでる。

修:お疲れさま、お茶飲む?

真山:ああ、すみません、コーヒーください。

(電話が鳴く)

真山:はい、真山です。あ!あ、はい。高井戸さん、お久しぶりです。は?本

当ですか?え?あしたから?もちろんです。頑張ります。よし!受かった。藤原設計事務所。

修:藤原設計事務所。やったじゃないか。

男1:すごいじゃん。でもなんで直接電話くるの?就職科じゃなくて。

真山:いや、俺もバイトのときここの人たちとよく頑張って、一緒になって手

伝ったりしてたからさ。やあ、でもすーげ嬉しい。

修:なるほど。そうか、もう半分入団テストをされてたわけね。1年半のあい

だ。

山田:真山、受かったんだ。

真山:おっおかげさまで。

山田:よかった。

丹下:森田!

修:丹下先生、どうしたんですか?

丹下:いないじゃ、あの阿呆だりがいないじゃ。卒製締め切りまであと30分

しかないのに。

真山:だって、9割はできやがったっていったんじゃないかですか。 丹下:そのあと一割を残して、とこかに消えっおった。

修:そう言や、ここ2、3日見かけなかった。

真山:じっ自分像?しかも、なぜ猛ちょ?

修:教授、もういいじゃないですか?受けてちょういましょう。

丹下:しかし、ほれかけなんじゃいよ。

修:じゃ、タイトルは「半人前」、ぴったりじゃないですか。

はく:修ちゃん、しっかり。

丹下:しっしかし、わしの命のこのうちは未完成のものを取り入れるという。。。 森田:お金が好き!!は!おおちゃ、いったい誰おおちゃを。。

皆さん:お前だよ!

修:じゃ、卒製提出さんと進級かた提出、おめでとう。

皆さん:乾杯!

修:結局、いつもの面子でいなくなるのは真山だけってことか。

山田:あんなやつでもいなくなると、ちょっと寂しいですね。は、はくもって

も、ちょっとですけどね。

修:いったい痛し。

森田:いや、あいつはいなくなれやしないさ。

真山:ちょうす。

森田:だって、仲間外れは嫌いなんだもん。

修:じゃ、新食べて。

皆さん:乾杯!

真山:で、やっぱりこうなると。

修:そうだ、真山、理花に探すの頼まれてた新しいバイトだけどさ。お前、男

がいいと思う?女がいいと思う?

真山:あ、えーと、そうですね。力仕事があるから男のほうが。。あ、でも、

あの部屋に知らんがたと理花さんが一緒に。。あ、でも、女のほうが理花さんかえって気を遣ってだめか。じゃ、やっぱ男、あ、でも。。。 修:なんでね。すま、嘘だった。「アートクラフト」って会社知ってるか? 真山:浅井さんの?あ、はい、何回か一緒に仕事を。。

修:しばらくの間、そこのプロジェクトに参加して、共同産業になるから、バ

イトはいらんことになったらしい。

真山:よし、あの浅井さんがついてれば心配なし。さあさあ、皆起きて、家に

帰って寝よう。

修:(理花、なんでお前が真山をお手放せずにいったのか、なんとなく分かる

よ。)じゃ、真山、俺先に下りるから、かぎかけて出ておくれな。

真山:は?あのう、先生、山田は?

修:お前は送っていけ。で、もうそんなふうに酔わんですむようにしてあれ。

真山:ほら、山田、ちゃんと摑まって、落ちるってば。

山田:はーい。

真山:山田、締めすぎ締めすぎ。な、山田、なんで俺なんか好きになちまった

んだよ。俺はお前が可愛いんだ。だから、いつかお前に好きって言われ

たら、ちゃんと断らなきゃって思ってた。でも、断ったら、お前はとっかいちまうんだって思って、お前見てると、自分見てるみたいで痛かった。ああ、理花さんから見た俺って、こんなのかなあと思って、格好悪いとかさ、しつこいとかさ、もういいんだそんなこと。かっこつけても、何も変わらなかった。俺は格好悪いままだし、彼女のこと諦めらんなかった。あ、山田、お前よだれだれしたら。

山田:真山、好き!好き。。。。。


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